アーカイブ | 2013/09/17

ピルで生理を無くしたい?

避妊用ピルと言えば現在では副作用の少ない低用量ピルのことをいいます。ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンと同様の働きをする2種類のホルモン剤で構成されています。このホルモン剤が卵巣中の卵胞の発育を抑制して排卵が起こらないようにします。また、ピルのホルモン剤は子宮内膜にも働きかけ、卵胞ホルモンは内膜は増殖しようとしますが、卵黄ホルモンによって抑制されてしまいます。内膜は厚くならないので、受精しても着床しにくくなります。子宮の入り口も精子が子宮内に入りにくい状態になり避妊の効果を高くします。

ピルは21日間服用して7日間飲むのを休みます。休薬すると2~3日でピルのホルモンの作用が消失して出血が起こります。これを消退出血といいます。7日の休薬期間の後に新しいシートのピルを飲み始めます。21日間の服用と7日間の休薬によって規則正しい28日周期の生理になり、乱れがなくなります。また子宮内膜が厚くならないので生理自体も軽くなります。

ピルが登場したのは1960年ですが、日本で認可されたのは1999年です。日本でのピルの普及率は非常に低い状態が続いています。しかしピル先進国とも言えるアメリカでは生理を1年に4回にするピルが販売され、よく売れているようです。生理を無くしたいと思っている女性が多いということでしょうか。さらにには生理を1年に1回にするピルも開発され認可もされているようです。

これらのピルは休薬期間を設けないで通常のピルのように飲み続けるのですが、避妊効果もピルと同様で生理が無くなるので、生理に伴うトラブルなども無くすことが可能なのです。また、ピルと同様に服用を止めれば通常の生理が再開され妊娠にも問題ないとされています。生理を煩わしく思っている女性や、生理のトラブルを抱えている女性には朗報かもしれません。

投稿日: 2013/09/17 カテゴリー: 未分類